研修会場で開催していた同じ内容のセミナーを、御社を訪問して(もしくは、Web会議で)開催する形式に変更しています。

失敗できないIFRS導入プロジェクト推進上のポイント

  • ERP導入(を検討している)企業のIFRS導入関係者向けセミナー
  • ERP環境下でのIFRS導入プロジェクト推進上の実践的なポイントを解説
  • 講師は、アジア太平洋地域(7カ国)のERP責任者としての実体験など、ユーザー企業でのERP導入・活用の実体験が豊富な弊社代表(iTMC 鎌田)

開催要領

  • 受講対象者 - ERP導入済み企業のIFRS導入関係者
  • 開催日時 - 個別調整    ;個別相談 から希望日をご連絡ください。
  • 開催場所 - 御社会議室、またはWeb会議
  • 受講料 - 3万円/一人(税抜き)  ;首都圏以外の場合、別途交通費

セミナー内容

  1. IFRSを理解する ・・・ “木を見て森を見ず” に陥らないために
    • “IFRSを導入する” とは
    • 経理部門以外にも影響が大きい?
    • 経理部門を主体にした?
    • 日本基準からIFRSへのパラダイム・シフト
    • 概念フレームワークはIFRSの憲法
    • IFRSの構造を理解する … 自分で項目を調べられるようになる
    • 各項目の最新状況を調べるには - 例: 収益認識
      • 現時点での基準を確認する(IAS18)
      • 論点をDP(Discussion Paper)で確認する
      • 実際の収益認識に関わる会議を傍聴する … 英語が流れます
    • IFRS適用のインパクトを直観的に理解する
      • 経営への影響が大きい上位10項目
      • システムでの対応が不可欠な20項目
    • コンバージェンス VS. IASBとFASBとの協議
      • 金融庁のIFRSへの取り組み方を振り返る … コンバージェンスを評価する
      • IASBとFASBとの協議の状況(MoU) … Frameworkに踏み込む
  2. IFRS導入プロジェクトの必然的な推進手順
    • IFRS導入プロジェクトの推進 - 5段階
      1. 調査開始 ~ IFRS導入プロジェクト体制の編成
      2. 会計方針の決定 ~ システムの要件定義
        • GAPを決める際の留意点 … 注記で説明責任を果たすには
        • 連結財務諸表の作成プロセスがシステム要件を左右する
      3. 業務プロセスの変更/システムでの対応
        • 全社的な業務プロセスの見える化/一元管理化は大前提
        • 内部統制に影響を及びす項目の洗い出しと対処法
      4. リハーサル&不具合対応
        • 自社開発システムで対応する場合の留意点
        • ERPで対応する場合の留意点
      5. 初度適用、IFRS改定への継続的な対応
        • 初度適用は投資コストを回収する出発点
        • 忘れてはならない外部業者が獲得したノウハウの引き継ぎ
    • 欧州での導入事例から学ぶ
      • プロジェクト管理がIFRS導入プロジェクトの成否を決定的に左右する
      • WBSの重要性を再認識する … 影響がある項目を漏れなく洗い出す
  3. システム対応にERPを適用する  … 外せないポイント
    • システムでの対応方法を検討する
      • 自社開発システムで対応可能か検証する
      • 自社開発システムをERPに入れ替える選択肢を検討する 
      • 稼動中のERPをIFRS導入の視点で検証する 
    • IFRS導入プロジェクトとERP導入プロジェクトとの難易度比較
    • 国産のERPベンダーが直面する課題  … 重要な考察
  4. 失敗が許されないIFRS導入プロジェクト
    • IFRS導入プロジェクト失敗のリスクを減らすには
    • これから取り組む企業向けIFRS導入プロジェクト推進計画
      • 自社開発システムをERPに入れ替える場合
      • 稼動中のERPを他のERPに入れ替える場合
    • 外部業者に支払うコストを大幅に減らす正攻法
    • プロジェクトが混乱してきたら  … システム化に取り組む際の原則
  5. IFRS導入に不可欠な人材を確保する  … 経営者からの支援は大前提
    • 社内編 - 初度適用以降も重要な社内人材
    • 社外編 - 外部から支援を受ける際の留意点
    • IFRS導入推進リーダーに不可欠な3つのスキル

類似のIFRSセミナーとの違い

  • 個別の会計項目の詳細ではなくIFRSの “森を理解する” ことに焦点を当てている。
  • システム対応の手段として、複数元帳に対応できるERPの活用を勧めている。
  • IFRS導入プロジェクトの進め方、プロジェクトの推進に必要な人材に言及している。

受講者から自発的に寄せられた感想の一部

  • “5万円の価値がある” との感想を、受講直後に述べられた方
  • “まだ書店では手に入れることのできない情報を、あのような形でご伝授いただき、とても Exciting な一時でした。受講料が3万円は安い!” とのメールを、受講翌日に寄せられた方
  • “分かりやすくてよかったけど、休憩時間が5分は短すぎる” という貴重なご意見を寄せられた方
  • “大変参考になりました” とのセミナーへの評価以外に、受講者にお配りした “ERP小冊子を毎日拝読しています。” というメールを、3日後に寄せられた京都からご参加の方
  • “鎌田塾という雰囲気があり、良かった” というセミナーへの感想以外に、“IFRS導入推進リーダーに不可欠な3つのスキルについては、そのような人材 (スーパーマン) は企業にはいないので、アンパンマンで早期着手するしかない!” と、人材不足と早期対応の必要性をメールで寄せられた方

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