はじめに

ERPの導入・活用ノウハウ” で説明している一連のコンテンツは、

  • ERPの導入に失敗していた複数のユーザー企業に中途入社して、情報システム部門の責任者としてERP導入失敗の復旧を推進した経験(5社での実体験)
  • 起業直後(ERP研究推進フォーラムからの依頼で)ERPベンダーのERPコンサルタント向けにERP研修を行った際に知ったERPコンサルタントの考え方/限界
  • 複数のユーザー企業でのERP導入プロジェクトを(社外のERP専門家、プロジェクト・リーダー補佐として)推進した経験(実体験)

に基づいて書いている。

起業する前までは(ビジネスマン時代)、失敗すると会社で居場所がなくなってしまう立場(前任者は退職)でERPと関わってきた。

ERPベンダー各社のERPサイトのコンテンツやERP関連の書籍は、(導入失敗のリスクを負えない)ERPベンダーのERPコンサルタントが、記載/執筆している。

この立場の違い/実体験の違いが、弊社のサイトとERPベンダーのサイトで説明しているコンテンツとの違いを生み出していることに留意していただきたい。

ERPベンダーのERPコンサルタントの役目は、ERPを本番稼動させるところまで だ。(ERPの導入に失敗している企業が多い、ERPビジネスを不健全にしている要因の一つだ。)

企業のERP導入リーダーの役目は、ERP導入の所期の目的を検証できた時点、つまり、経営者が高額な投資効果(投資対効果)を実感できた時点だ。

ERPの “導入” と “活用” の違い

ERPの “導入” と “活用” の違いを認識することは、導入したERPを経営に効果的に活用するための要諦だ。

ERPの導入を決めてERPが本番稼働するまでが、“導入” 工程、本番稼働したERPを経営に効果的に活用する工程が、“活用” 工程だ。

ERPの導入・活用に関する関係者 vs. 工程毎の役割(YouTubeの動画)は、
導入と活用の意味、弊社とERPベンダーとの違いを、説明しています。


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