◎ ERP製品やERPベンダーの選定

前の記事の 『③ERP製品及びERPベンダーの選定』 の工程は、社内の人材だけで行うのが日本では一般的です。実は、ここに大きな問題があります。ERP導入の成否を左右する重要な工程を、ERPの知見がない社内の人材だけで行っているのです。

尚、ERP製品を選んでからERPベンダーを選ぶ必要があります。

ERPの導入方法論

ERPの導入方法論は、スクラッチ(自社)開発と違い、ERP製品で基幹システムを再構築するためには必須のノウハウです。私の数々の実体験でわかったことは、日本の大半のERPベンダーにはERPの導入方法論のスキルがなく、スクラッチ開発(自社開発)向けの方法論をERPでの再構築に適用している現実があります。

◎ 2つの問題を解決するには

ERP製品などの選定やERPの導入方法論に関わる問題を解決するには、ERPの導入支援に精通しているERPの専門家から支援を受けることです。それが、ERP導入の失敗を避ける秘訣の一つであり、欧米のユーザー企業では普通に行われています

リーダーが、ERPベンダーには提供できない失敗を避けるERPの導入ノウハウを短期間で習得するには、リーダーに『ERP管理者 養成講座』を受講してもらうことです。